コスタリカ 3
ー温子の冒険ー
もう一つのサイドTripもナショナルパーク行きという事で申し込みましたが、当時71歳の私にとって、恐らく生涯ただ一度、という冒険的な経験をしました。 どうぞお笑いください。
まずバスに乗ってそのパークの外側へ行き、そこからパークの入口近くまで、各々馬に乗って行くというのです。 勿論私は乗馬の経験などありません。 初心者には大人しい馬をあてがうと聞かされ、意を決しました。
プラットホームのような所から馬に乗りましたので、乗るのは比較的簡単、しかしすぐさま馬が動き出しました。 ひゃ〜っ、たすけて〜。
馬から落ちて片輪等になりたくないので、両手は手綱から放せません。 つくづくシートベルトがあったらなぁ、と思いました。 それでも2時間近くかかって無事乗り切りました。 綺麗な馬でしょ。
さて今度はパークの中を2時間近いハイキングです。 ジャングルのような所から、橋も無い小川を渡ったり、地熱がたぎり、泥の泡が吹き上げる所、または滝など、興味深いパークでした。
パークの入口近くにいた動物。 スペイン語でGuatemandiというのだそうです。
左は泥が吹き上げていた所、右は火傷する程熱い温泉(?)。
遅いランチを食べて、「カヌピーツアー」というのに出かけました。 これもカヌピーツアーの意味を知らずに申し込んでいたのです。 峡谷から綺麗な景色が見える、位に簡単に考えて・・・ 何のことは無い峡谷に渡してあるロープを滑車ですべり、向こう岸にたどり着く、というものでした! それも1回でなく、4〜5回やったでしょうか。 貴重品は一切ベースに残していったのですが、「つれ」が強引にカムコーダーを持って参加したので、貴重な記録が残りました!
まず説明と注意を受けます。 ボスが案じて最初は彼と一緒に渡りました。
私が重すぎたのか、もう少しで向こう岸という所で、ボスと私が宙ぶらりんになってしまいました。 ボスが懸命に働いています。 私はもう臍を決めて・・・ ご覧の通り何回目かには一人でもさ〜と、滑っています。 但し景色は全然目に入りませんでした。
驚いた事に、綱渡りだけでなく、ご覧のようなロッククライミングも途中でありました! 絶体絶命、進むのみ、もう必死です。 私は年の割りに右足は上がるのですが、左足が上がらない上に肥っていますので、本当に命がけの大仕事でした。
おばあさんなので、皆さんが労わって下さいます。 でも人様に余り迷惑をかけるのも不本意なので、やはり生涯ただ一度の冒険経験にしておこうと思っています。